KOMCLUSIONロッド最新情報

Komclusion×ENGINE×AbuGarcia トリプルコラボでスタートするNEWロッドシリーズKOMCLUSIONロッド。その第一弾となるのは64LSと68LSのスピニングロッドに決定した。64LSは今までSTUDIOUシリーズにはなかった番手でレギュラーファーストテーパーのソリッドティップモデル。私は曲げたいならソリッドティップという考えでここまで15年ロッド作りに携わってきた。ちなみに今でこそ多く見るソリッドティップだが、15年前はフルソリッドが主体で、ソリッドティップに注目していたビルダーは少なかったように記憶している。その中、初代60ULSはとても斬新な設計であり、奇麗なベントカーブとバットパワーを備えた硬めのスピニングロッドは2009年TOP50シリーズ制覇に大きく貢献した。60ULの後に続くSという品番はもちろんソリッドティップを指しており、この品番も当時もちろん他に存在していなかった。
さて話は逸れたが、64LSはソリッドティップを採用したモデルには珍しいレギュラーテーパー気味な曲がりである。これはソフトタッチでルアーを操作するためのロッドで、適しているリグは表層系のノーシンカーや中層でのミッドストローリングなどである。TAFブランクスの強みは曲げてもパワーを発揮するところにあり、ミドストに適したレギュラーテーパーでありながら、ビッグバスのファイトにも耐えられる。

68LSは初代67LS、そして67LS SEVENを後継したセミロングソリッドティップロッド。ロングキャストやリーダーの長いライトキャロなどのキャストが可能な68というレングス。そのレングスを感じさせない軽量化に加え、前作までにはなかったバットパワーも備えている。ボートからの使い方はライトキャロをはじめ様々な選択肢を持ち、オカッパリからはレングスとパワーを生かした釣りやフィールドに適しているだろう。個人的には川でのオカッパリにはとても向いていると感じている。

両ロッドともデザインは秋までに発表予定。こちらも斬新でかっこいい仕上がりになっているのでぜひ期待してほしい。